2022/06/01 00:02

バームという名を聞くけれど、いまいちどんなものか分からない

使い方がよくわからない

そういった方へ向けてバームとは何?

どんな使い方をすればいいの?

…という疑問を追及していきたいと思います



そもそもバームとは、さまざまな自然素材のオイルをミツロウなどで固めて使いやすくしたもの

通常のクリームは水分と油分を乳化させることで作られているので、ベタつかずさらっとした使い心地になります

クリームは原料に水をいれるので、軽い使い心地にはなりますが、水と油を混ぜるため乳化させる必要がある為、乳化剤などの原料を使います

一方、バームは原料に水を使わないので乳化させる行程がなく、全て自然素材から作ることができるのです

原料にどういったオイルを選ぶかで効果効能や使い道の幅も広がります

原料の大半がオイルからなるバーム、その使い方は多岐にわたり、乾燥などのスキンケア、ヘアケア、唇のケア、原料のオイル次第では火傷やアトピー、傷やあかぎれなどの肌トラブルにも使えて万能感ばつくんのバーム!!

リップしか使えない、髪にしか使えないというものでなく効炎症作用のあるオイルを原料にしてあるものを選べば、全身に使えて肌悩みから手荒れや火傷、口唇炎などのトラブルにも万能のバーム

また、配合するオイルによっても様々なテクスチャーになり、しっかり固めたバームから、塗りやすく粘度を調整してあるものまで様々です

バームって、要はオイルのブレンド次第なので実はとっても奥が深いのです!


私がずっと愛用しているバームはskin balm CoCoと言って、手荒れを治すために開発されたバームです

沢山塗っても安心な全て自然素材&効炎症作用のある馬油、シアバター、そしてオリーブオイルをブレンドしていて、これがすっと肌に馴染みしっかり保湿してくれる、肌トラブルに効果的なバームです

手荒れが気になるときには2、30分に1回くらいの感覚で塗っているとガサガサだった肌が油分を伴った肌へと変わってきます

私は朝起きてすぐぬって、洗顔後手を水に塗らした後は必ずぬります そのまま髪へも使い油分を補います唇も乾燥を防ぎたいときにこまめにぬります

そして、たくさん手に取りすぎたなと思ったときは腕や足などにも塗り込みます

カサカサ肌をしっとりさせてくれてそれが持続するので肌が落ち着いてきます

ヘアバームとしても優秀で、はえかけの短い毛もすぐに落ち着かせてくれて毛先まで馴染ませるとつやを与えてくれます

その後は水を触る前にぬり、炊事や掃除では薄手のゴム手袋で、手を保護しながら作業して、外したらすぐにまたぬります

お風呂に入った後は着替えた後にすぐぬり、また10分くらいしたら再度ぬります お風呂上がりは水分の蒸発が激しいのでこまめにぬる感じです

就寝前も必ずたっぷりめにぬってから寝ます


手を水に塗らしたとき、乾燥を感じたとき、油分が少ないなと感じたとき、常に気にかけて塗っている感じです

慣れると日常的に手に取るようになるので、肌が常に油分で満たされている状態になってきます

そうなってくると、乾燥してどんどん水分を蒸発させていた肌が、徐々に水分と油分を保てる肌へと変化してくるのです

ひどい手荒れも通常の肌へと戻り、日常生活がぐんと楽になります

ただ、こまめにぬるというのが基本スタンスとなるので、思い出したときに少しだけぬったからといって薬のように効いたりはしません

けれども安心して何度もぬれる素材を使っているバームなので、塗り続けることで手荒れも治癒に導いてくれます

それに便利なのが火傷の時!!

ちょっとした火傷はすぐに水と保冷剤で冷やし、バームをたっぷりつけてまた保冷剤をあて、バームをしっかりぬって保護します

水ぶくれになりそうなときもしっかりケアすると、ひりつきが抑えられ治りが全然違うので是非やってみてください

たっぷりつけてしっかり冷やすのがポイントです

ひとつもっておくと全身使えていざというときも便利なので、覚えておいてくださいね